LAST UP DATE 2009/06/10
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執筆者の私でさえ読み返さなければ忘れてしまいそうなTOP小説。勿論イメージは某バンドのY様です。
【TOP小説  P I A N O】


「駄目だよ、そんな事考えたら」
「でも、そう思ってる女の子は、数え切れないほどいるんです」
ケイが吐き出すように呟いた言葉。アカはケイの顔を覗き込む。

「…もう、やめよう」
ルイはテレビの電源を落とし時計を覗いた。
「辛くなるだけだ」
その言葉に再び三人は言葉を無くす。
「…どうしようか、今日は、俺達も此処にいた方がいいかな、親父は病院が片付き次第こっちに向かうって言ってたけど」
ルイは鳴り響いた携帯を片耳に当てながら言った。
「あ、親父?どうなの?そっちは…いや、見たよ、凄いね、いや、サツキは大丈夫だよ、うん、眠ってる、大体どういう事なんだよ、いや、そうじゃなくて、どうしてそこにサツキがいるなんて事、ああ、いや、別に無理しなくても、どうせ大変なんだろ?大丈夫だよ、こっちは、まあ収まらないだろうな、親父も無理にこっち来なくても大丈夫だよ、とにかくそっちは頼んだよ、そっちは親父がどうにかしてくれよ…ああ、わかってる、大丈夫だよ、大丈夫って言ってんだろ?ああ、それじゃ、また連絡するよ、何かあったらすぐ連絡すっから、俺からの電話はすぐに出ろよな」
ルイは人ごとのように溜息を吐いた。
「まったく…俺達の心配してくれるのは本当にありがたいけどさ…自分の病院だって、大変なくせに」

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